広告
19,000円程度
Amazon
HV-F5200から温熱治療機能が省かれたモデルでその分価格が安くなっています。
低周波治療器としてみたとき、このHV-F5000は非常に高機能でもちろんすごい製品なんですが、
わたしはあえておすすめしません。
どうせお金を出すならもう少しがんばってHV-F5200を選んだ方がよいと思いますし、
お金に余裕が無いならここまでがんばらずに、パナソニックのEW6021Pを選べばさらに安く4枚パッドの低周波治療器が入手できます。
それを踏まえたうえで製品の詳細を解説します。
HV-F5200と温熱治療以外まったく同じですが。
こりに対しては広く、
痛みに対しては深く。
症状にあわせた専用の波形・周波数で効果的な治療が行われます。
本体正面の左側にコリ治療用のボタン、
右側に痛み治療用のボタン、
と分かれているので操作も簡単です。
こりの原因となる筋肉疲労や血行不良の改善に有効な1~1200Hzの「こり用マッサージ波形」が出力されます。
このこりに最適な治療波形を、4枚のパッドで広く効率的に流すことで、筋肉の収縮・弛緩を促し血液の流れを改善します。
部位ごとのボタン。
押すだけで最適な
治療をしてくれます
左側のこり治療に自動コースと書かれて並ぶ6つのボタン、これは部位別の自動治療選択です。
これを使えば6つの部位に最適な治療を行ってくれます。
手動でいろいろ設定するより効率的な治療ができるので、通常はこれだけでこと足ります。
らくちん^^/。
手動ボタン
選択したパターンは
画面に表示
自動コースでほぼこと足りますが、やっぱり自分の好きなように治療したい時はあります。
そんなときは手動コースで自分の好きなパターンを選ぶことができます。
私も”たたく”より”もむ”のほうが好きなので、手動でもむを選択することはよくあります。
普通、低周波治療器はもむ・たたくの2種類くらいですが、このHV-F5000はもむ・たたき・押し・さすり・振動と5つものパターンを選ぶことができます。
手動コースにある”お好み選択”ボタンをカチカチと押していけばパターンが切り替わっていきます。
何を選択しているかは本体の液晶画面に表示されているので迷うことはありません。簡単ですね。
強さの左右バランス
を調整
4枚パッドゆえの悩み。それは左右の強度です。
例えば肩こりの場合、右肩に2枚、左肩に2枚のパッドを貼ります。
でも右肩と左肩、こりの具合が同じとは限りません。違う場合がほとんどでしょう。
「すごくこった右肩にあわせて強度を上げたら、左肩に対しては強すぎた」、ということが起こります。
そんなときに活躍するのがこの強さバランスの調整ダイヤルです。
この調整ダイヤルをまわすことで左右のバランスを変えることができます。
「本体のマッサージ強度を上げたけど、左はもっと弱くていいな」なんて時はダイヤルを右に回せばO.K.
痛み用深部治療波形
痛みをやわらげるのに有効な122Hzの波形とぴりぴり感が少ない4kHzの波形を組み合わせた「痛み用深部治療波形」が出力されます。
HV-F5000には白いパッドと青いパッドの2種類があります。この青いほうを患部集中パッドといい、これを痛みのあるほうに貼ります。
この患部集中パッドがあるおかげで、患部の痛みに治療波形を集中させることができます。
痛みの治療に、これはポイント高いですよ。
右側の痛み治療に自動コースと書かれて並ぶ4つのボタン、これが部位別の痛み自動治療選択です。
これを使えば4つの関節の痛みに最適な治療を行ってくれます。
パッドの貼りかたが独特なので、通常はこの自動コースを使うことになると思います。
痛みのある側に青いパッドを貼るのが基本ですが、それだけではありません。
写真をみてわかるとおり、例えば片関節の場合、痛みのある肩に青いパッド、これはわかりますね。
で残る白いパッドはなんと上腕です。
ちょっと意外ですよね。
貼る位置は本体のガイド機能で表示され、迷うことはありませんのでご安心を(ガイド機能については後述します)。
治療パッドの選択ボタンを使うと痛み治療が行われるパッドを切り替えることができます。
4枚パッドがあるので、右のパッド1組、左のパッド1組になります。この右だけ治療、左だけ治療、左右交互に治療から選ぶことができます。
「右ひじが痛いだけだから、右パッド1組しか貼ってない」
そんなときは貼られたパッドを自動で認識して、貼られた側だけに電流が流れます。
賢いです。
電化製品は通常本格仕様になるほど使い方が難しくなるものです。 でもこのHV-F5000は違います。すごくわかりやすくて使いやすい。
小型器よりもむしろ簡単なんです。
まず、上記のこり・痛み操作で解説したとおり、それぞれの部位・症状にあわせた自動モードがあるので基本的にボタン一つで治療開始です。
モードを自分で選ぶにしても「お好み選択」ボタンを押すだけなので悩むことは無いでしょう。
また本体前面にある「パッド貼り位置ガイド」に部位ごとのパッドの貼る位置が表示されるので迷うことなく、正しい位置に貼ることができます。
そして強度は手元の治療開始ダイヤルで調節。1~20でお好みの強さを選ぶことができます。20段階って相当細かいですよ。
低周波治療器のパッドとコードって片付けるときに結構邪魔です。
普通は本体・パッドにパッドのコードを巻きつけて、袋に入れて片付けます。
そうしないとすっきり片付かないのですが、その辺もこのHV-F5000はよくできていて、本体の後ろにパッドの収納ポケットが付いています。
ここに4枚のパッド、全て片付けることができます。
袋に片付けたり取り出したりする手間が無い分、小型の低周波治療器より楽です。
パッドを収納しても、パッドと本体をつなぐコードが残ります。これがまた邪魔なんですよね。
普通はくるくると巻いて片付けるんですが、手間もかかるし、見た目にもよろしくないです。
巻いて片付けると、また使うときに戻すのがわずらわしかったりもします。
HV-F5000は、このパッドのコードをボタン一つで本体に巻き取り収納することとができます。 掃除機の電源コードみたいな感じです。
小さなことなんですが、これが結構うれしいんです。
19,000円程度
Amazon
機能的に文句はありません。すばらしい製品です。
ただ、温熱治療無しで4枚パッドならパナソニックのEW6021Pがさらに安く買えるので、比べてしまうと割高に感じます。
オムロンはこれより下は2枚パッドになるので、会社のラインナップの間を埋める製品を用意しなきゃいけない、という市場の事情を感じる一台。
温熱治療は不要、痛みの集中治療はほしい、そんな人におすすめです。
そうで無いなら温熱治療も付いたHV-F5200か、4枚パッドながらより安くて小型のEW6021Pにしたほうがよいでしょう。
本体質量:約1.2kg
外形寸法:幅約178×高さ約212×奥行き約209mm
電源:コンセント接続(AC100V 50/60Hz)