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9,000円程度
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オムロン 3Dエレパルスプロ HV-F1200、この低周波治療器最大の特徴は3D手もみ。
パッド1枚に電極が3極もある超大型パッドを使用していることで実現した、新機能。
オムロンの最上位機種であるHV-F5200でもこの3D手もみはできません。
3極パッドの利点は3D手もみだけではありません。
3極のうち一つに対して電流を集中するピンポイント治療を可能にしましたし、
3極もあるので結果として超大型パッドになったことで治療範囲も非常に広くなりました。
コントロールできる電流の数が多いので操作が難しくなりがちですが、そこはわかりやすい専用ボタンでみごと解決。ボタンを押すだけ。パッドに対応したボタンデザインが採用されており、直感的に操作できます。
そのためデザインは独特です。
では詳しく見ていきましょう。
1枚のパッドに、3つの電極を搭載した独特のパッドを使用しています。
合計6つの電極からそれぞれ異なるパルス電流を出すことで、複雑なパターンを生み出します。
普通はパッドA→パッドBへのパルス電流だけです。HV-F1200では、1枚に極あるので、一枚にA、B、C、もう一方にD、E、Fの電極があるわけです。そして、A→D、B→E、C→F、に電流が流れるのですが、例えばA→Dを強く、B→Eを普通、C→Fを強くなんてことができます。
1組のパッドでこのように複雑なパターンを作ることではじめて3D手もみが実現できます。 普通のパッドを使用する製品では絶対に真似できない機能です。
3D手もみは低周波治療の上で必須といえるものではないですが、手もみ感覚のマッサージは気持ちいいものです。
1枚に電極が3つもあるので、パッドが大きいです。オムロンはもともと大型パッドが標準となっていますが、このHV-F1200のパッドはさらに1.2倍。
パッドが大きいと治療範囲を広くできるのでメリットは大きいです。
低周波治療器は片方の電極からもう一方の電極に向かって電流を流す器械です。
普通はパッド→パッドですのでパッド全体になりますが、HV-F1200は前述の通りパッドに3つもの電極があるので、パッドの中でもさらに電極を細かく指定することができます。
これを利用してピンポイントでの治療が可能です。
こりや痛みが特に強い箇所に当たる電極を選び、位置調節ボタンを押すと、選んだ電極に電流が集中して流れます。
この電流を集中するピンポイント治療で痛みを効果的に治療することができます。
HV-F1200では「光操作ナビゲーション」が採用されています。
仰々しい名前ですが、操作するボタンが光ってくれるので、どこを操作すればよいか見てわかるというものです。
貼付位置や治療状況は本体の液晶画面に表示されるなど、治療開始まで迷うことがありません。
電源ONでナビ開始
部位選択が点灯
左上の電源ボタンを押すと、ナビゲーション開始。
部位選択のボタンが光ります。
貼付位置が画面に表示
部位選択ボタンで治療部位を選ぶと、本体の液晶画面にパッドの貼付位置が表示されます。
これを参考に体にパッドを貼りましょう。
左右に貼る場合(例:首付け根の右側と左側)、青いパッドを左に、オレンジのパッドを右に貼ります。
神経痛の場合、痛むところに青いパッド、背骨にオレンジのパッドを貼ります。
治療コースの選択
治療状況の表示
治療コースを選択します。本体右上の「もみ方選択」ボタンで8種類のうちから好きな治療コースを選びます。
治療コースが選ばれると治療状況が本体の液晶画面に表示されます。
強度の選択
最後に、強さの調節ダイヤルで治療の強度を選びます。強度は20段階。必要以上に強くする必要はありません。
心地よく感じる程度、部位によっては若干強く感じる程度です。(強度について詳しくは症状別の正しい貼り方にて。)
これで治療開始となります。もちろん、強度や治療コースは治療中でも変更することができます。
自動コースは3つ
自動コースとは、選択した部位、もしくは神経痛に最適な治療ができるよう、もみ・たたき・おし・さすり・振動の刺激を組み合わせたプログラムです。
HV-F1200の自動コースは3種類、「こり解消」、「疲労回復」、「神経痛」です。
A.こり解消
各部の「こり」の症状をやわらげるプログラム。しっかりマッサージされている感があります。
B.疲労回復
「さすり」を中心にした優しいプログラム。各部の「疲労」を回復をうながします。あくまで疲労回復で、マッサージを期待すると物足りなく感じると思います。
C.神経痛
神経痛の場合は基本的にはこの自動コースを選びましょう。神経痛治療には、もむ・さするなどを手動で選ぶのは得策ではありません。
神経痛を和らげるためには、2枚の電極の貼り方、使用する周波数など守るべき点があります。これを守らないと効果は半減。(詳しくは神経痛・関節痛治療の貼り方で解説しています)
用意されたプログラムに任せましょう。
自動コースでは満足できないときがあります。マッサージ器具ではこれは常ですね。
今のやつをもっと続けてほしい、「たたく」は好きじゃない、そんなことよくあります。
一番快適な治療だけを、一番快適なところに15分続ける、そんなことも可能です。
とくに、「立体的にもんでほしい」、「このポイントを集中治療」というのはこのHV-F120ならではの機能です。
刺激のほしいポイントに電流を集中。ピンポイントで効果的に治療します。
上記の「電極コントロールでピンポイント治療」で解説した機能ですね。
これは1枚のパッドに3極の電極があって始めて実現できる機能です。他の機種では真似できません。
「あぁー、今の感じ、今の強さが一番きもちいい!」って思うことありますよね。そんなときにこのくりかえしボタンを押せば、その刺激をずっと続けてくれます。
私はこの繰り返し、かなり使います。手動で気持ちいいマッサージに種類を探すより、プログラムの中で、そのときいいなと感じたものを選ぶほうが私は楽なんですよ。
そして、3D手もみ治療。左右あわせて6極の電極がフル活用されます。これもHV-F1200の特徴で他にはまねできないですね。せっかくなので積極的に活用したいですね。
こり、血行不良による痛みなんかにはどんどん使いましょう。
治療開始の最初に治療部位を部位選択ボタンで選ぶわけですが、このとき7つの部位から選ぶことができます。
ここに書かれた部位、液晶画面に表示された貼り方しか許されない、と言うわけではありません。
選択できる内容で希望する治療部位はカバーできると思いますが^^;
もし無くても、これに近いと思われるところを選べばよいです。そんなに厳密に考えなくてもいいです。
神経痛は別ですよ。神経痛は場所に限らず、「神経痛・関節痛」を選びましょう。
このパッドも通常のパッドと同様水洗い可能です。汚れたら洗いましょう。汚れたままだとちくちくと痛く感じたり、刺激が弱くなったりします。
300回使用可能とされていますが、あまり厳密には考えないようにしましょうね。
300回も使ってないのにもうだめになった、そんなこともあります。でもオムロンのパッドが特別弱いということはありません。むしろ昔より強いです。これでダメなら他でもダメなんで、潔く交換しましょう。
このカバン、オムロンではキャリングバッグと呼んでいますが、キャリングバッグという言葉は一般的になじんでいるんでしょうか?英語圏ではよく使いますが。
持ち運び用のカバンという意味ですが、この場合収納ケースと考えていいでしょう。
低周波治療器はそんなに持ち運ぶものではないですから。
キャリングバッグ付、私にはかなりポイント高いです。
付属品、小物類もこれ一つにまとめられて、棚への片付け・取り出しも簡単で、埃も防いでくれます。
またこの四角いケースというのが収納しやすくていいです。
9,000円程度
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3D手もみとピンポイント治療、この2つは3極電極をもつHV-F1200ならではの機能です。そしてマッサージ感、治療感を高めてくれる機能です。
「今までの低周波治療器では満足できなかった」
そんな人におすすめの1台です。
どちらの機能も治療器として必須では無いので、「特殊な機能まではいらない」という人には治療範囲がもっと広い「EW6021P」をおすすめします。
本体質量:約480g
外形寸法:幅194×高さ51×奥行き133mm
電源:単3形アルカリ乾電池4本