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低周波治療器はパッド2枚で1組です。電流を流すのだから当然ですが。
こりなど、筋肉の治療をする場合はこの2枚の違いを気にすることはありません。
電流が流れるので双方、+極(プラス極)、−極(マイナス極)に分かれているのですが、筋肉の治療の場合は+極と−極を自動的に切り替えています。
”もみ”の動作のとき、押される感覚が1回ごとに切り替わるように感じることはないでしょうか?
しかし、交互に切り替えてほしく無い場合もあります。
その場合は多くの機種では固定することができます。
また神経痛の治療の場合は基本的に固定です。これは+極と−極で働きが異なるためです。
+極には神経を興奮させて、麻痺した神経および筋の働きを活発にさせる作用があります。
神経痛の場合、背骨に貼るのがこの+極です。神経を興奮させて痛みの伝達を阻害します。
ちなみに、この+極のパッドのことをプラス導子と呼びます。
−極には神経の働きを抑える鎮痛・鎮静作用があります。
神経痛の場合、手・足など背骨から離れた部分に貼るのがこの−極です。−極の作用により痛みの鎮静をはかります。
ちなみに、この−極のパッドのことをマイナス導子と呼びます。