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周波数と動作モード

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動作モードの違い=周波数の違い

周波数と動作

周波数が上がると、
パルスの発生間隔が小さくなる

Panasonicによると動作モードと周波数の関係は以下の通りです。

  • 3~8ヘルツ:たたき
  • 40ヘルツ:おし
  • 50ヘルツ:もみ
  • 1200ヘルツ:痛み・神経痛(120ヘルツも)

オムロンでは周波数をあげるごとに
たたく >もむ > おす > さする
になるとしています。

「たたき」はパルス電流が流れるたびに筋肉が収縮しています。パルス電流の間隔が広いためです。3ヘルツの場合1秒間に3回収縮するのでとんとんと叩かれている容易に感じます。

もみの場合、50ヘルツなのでパルス電流が1秒間に50回も流れるスピードです。(必ずしも50回流れるわけではなく、秒間50回の速度ということです)パルスの間隔が非常に狭いです。しかしこのパルス電流がずっと流れるわけではなく、50ヘルツの電流がしばらく流れて、とまって、またしばらく流れてを繰り返します。

パルスの間隔が狭いのでパルス電流が流れている間、筋肉は収縮を続けます。
これでパルス電流が流れる間は「ぐーー」と筋肉が徐々に収縮して、電流がとまると「パッ」と弛緩するのでもまれているような感触を受けます。

低い周波数と高い周波数の違い

上記のたたく・もむといった、筋肉が動く周波数では筋肉のマッサージ効果が得られるのですが、さらにこれらの100ヘルツ以下の低い周波数には痛みを抑制する物質の分泌を促す作用があるとも言われています。

このため、低い周波数では慢性痛・こり・疲れ・しびれに効果的とされています。

100ヘルツ程度までが一般的に低周波治療器に利用される周波数です。

もっと高い周波数の方が痛みの伝達ブロックには効果的といわれています。そこで痛み・神経痛などのモードには120ヘルツ・1200ヘルツといった高い周波数が用いられます。

120・1200ヘルツは周波数が高すぎて筋肉が収縮を起こしにくいです。そのため刺激が弱く感じられます。マッサージの治療とは異なりますから。

痛みの伝達をブロックするので、高い周波数は神経痛などの急性痛に効果的といわれています。

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